2013年8月1日木曜日

セルロースファイバー断熱材


地熱活用・自然素材の家  みのや白木です。



みのやでは標準採用の断熱材。

セルロースファイバーです。「アメリカインサイドPC社」

セルロースファイバーの最大の特徴である調湿性能。新聞紙といえば、濡れた靴の中に入れて乾燥させるときに使用します。

それは、新聞紙が高い吸放湿性能(湿気を吸ったり吐いたり呼吸をする効果)を持っているからです。

セルロースファイバーはその新聞紙からできているため、高い吸放湿性能を発揮します。


では、家にとって吸放湿性能を持っているとどんな利点があるのでしょうか?


まず、梅雨のジメジメしたイヤな時期。これは湿気が多いため

(空気中の水分量が多い)に起こる現象です。

このとき、セルロースファイバーの高い吸湿性能で空気中の湿気を吸い込む働きをします。そのため、室内では湿気が安定した快適な住空間となります。

また、冬場の乾燥した時期(空気中の水分量が少ない)には、放湿性能で空気中に湿気を吐き出します。

日本ではあまりなじみのないセルロースファイバー断熱材ですが、アメリカでは何と断熱材シェアNo.1の断熱材なのです。

断熱性能もさることながら、優れた防音性を備えたセルローファイバー断熱材は空港付近の住宅には必ずと言っていいほど使用されています。

訴訟大国としても知られるアメリカでシェアを勝ち取っているといことは、信頼性のおける断熱材と言えます。

また、ドイツなどのヨーロッパ諸国にもコストパフォーマンスの高い断熱材として評価をされています。

ヨーロッパ諸国は日本よりも厳しいエコロジー基準などがあることで有名ですので、そこで評価されるセルロースファイバーは世界基準の断熱材ということが言えます。


そして、アメリカとヨーロッパの家づくりに関して言えることは、

日本の住宅寿命よりも2倍以上長いということです。

日本の家の寿命が25年程度なのに対し、アメリカ55年、
ヨーロッパのイギリスにいたっては77年もの長寿命な家づくりを
行っています。その国々に使われている断熱材、
セルロースファイバーは長寿命住宅の役割を担う要かもしれません。









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